[st-kaiwa3]せっかく筋トレをしたのに仕事が忙しくて時間が取れなくなった、子どもが生まれてジムに行けなくなった[/st-kaiwa3]
こんな不安・焦りを感じていませんか?
特にコロナでジムに行けなかった人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では「マッスルメモリー」すなわち「筋肉の記憶」について解説していきます。
[st-kaiwa1]すぐに戻せるので、また筋トレを再開させましょう[/st-kaiwa1]
目次
マッスルメモリーとは
直訳で筋肉の記憶ですね。
「一度ついた筋肉はもう一度つきやすい」ということです。
イギリスで以下のような実験が行われたそうです。
実験ではまず、筋力トレーニングをしたことのない男性被験者8人(平均年齢27.6歳)を対象に、筋肉の生検を行った。
その後、週3回7週間のレジスタンス運動(筋に負荷をかけたトレーニング)、7週間の休養、そして再び週3回7週間のレジスタンス運動を行ってもらい、各期間の終わりに骨密度検査、大腿四頭筋の強度測定、そして遺伝子の変化を測定するための筋肉生検を実施した。
実験の結果、被験者たちが最初の7週間で得た筋肉は、その後7週間の休養のあいだに実験前の状態に戻ってしまっていた。
筋力トレーニングを怠れば、筋肉は落ちてしまう。これは誰もが予想する結果だろう。
興味深いのは、休養後に再開された7週間のトレーニングで、被験者たちの筋肉が最初の7週間よりさらに大きく肥大したことである。
そしてこの結果を裏づけるように、遺伝子のスイッチにも変化が起きていた。(続く)
この続きは長いので省略しますが、なんと遺伝子レベルにも影響を与えているということです。
まぁ体感的にはうすうすわかっている事ではないでしょうか。
それこそ、ランニングにおいても同じようなことは言えますし、球技においても同じようなことは言えます。
つまり、筋トレを3ヶ月、半年、1年とサボったとしても、筋力を戻すために必要な時間はサボった時間よりも短いことが証明されたということです。
部活時代のマッスルメモリーがある人は有利
マッスルメモリーがどのくらい前の記憶をしているかはまだ研究中のようです。
一説には「15年までが有効、その後は減少していく」というものもあるそうです。
仮にこの説を信じるとするならば、こんな感じでしょうか。
- 中学まで運動部:30歳まではマッスルメモリーが十分にある
- 高校まで運動部:33歳まではマッスルメモリーが十分にある
なので、早めに「マッスルメモリー」を呼び出すことができればお得かもしれない、ということです。
もちろん減少していくだけでなくなるわけではない、というのは体感としてわかると思います。
ただ、早いと得かもしれない、というのは朗報ではないでしょうか。
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僕自身、高校まで運動部でした。
30歳からランニングを始めましたが、3ヶ月で10㌔を55分以内(5:30ペース)で達成しました。
何もしていない人よりは早かったのではないかと自負しています。
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短期間の休みは気にする必要なし
僕も経験あるのですが、筋トレをしていて風邪をひいてしまうと焦りますよね?
風邪だけではなく、”故障”もあり得ます。
[st-kaiwa2]せっかく鍛えた筋肉が減ってしまう・・・・[/st-kaiwa2]
その気持ちは非常によくわかります。
しかし、風邪をひいたり故障をしているときは休みましょう!
[st-kaiwa1]あなたが頑張ってきたことは遺伝子レベルで筋肉が記憶しています[/st-kaiwa1]
それよりも腐らず、体調が万全になった時に筋肉に「おかえり」と言ってあげることが必要なのではないでしょうか。
もしかしたら、
- 休んでいた分は成長は遅くなるっていうことじゃないか
- キープすればいいという話ではない
という意見もあるかもしれません。
しかし、それでやる気が低下してしまったら元も子もありません。
「あぁ、停滞してしまう」と思うよりも「すぐに取り返せる」と思った方が精神的に楽じゃありませんか?
ましてや15年間有効かもしれない、と思ったらどうでしょうか。
- 風邪を引いたなら1週間後に再開すればいい
- けがをしたらなら1ヶ月後に再開すればいい
- 子育てが忙しいなら3年後に再開すればいい
こんな感じで割り切ってみるのもいいのではないでしょうか。
[st-kaiwa1]ポジティブにとらえて継続を促進してみてください。[/st-kaiwa1]
マッスルメモリーの役割
要するに体は全部、覚えてくれている、ということですよね。
これって非常に心強くないですか?
こう考えると、思い立ったが吉日、すぐにでも筋トレをやるべきですね!
最後に、
- 学生時代に運動なんてしてないからマッスルメモリーなんかない
- もうだいぶ年を取ってしまったからマッスルメモリーなんかない
なんて考えたあなたへ。
良い言葉を最後に送らせてください。
残りの人生で、今この時が常に一番若い。
Today is the youngest day in the life.
いつやるの?いまでしょ!!!!!!!
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